2024年 03月 18日
水彩画 春を待つ日本庭園(写生と超広角レンズ)
3月、日差しが柔らかく、雨が降るがまだ草が生えず、苔が元気になる。
だから一年の中で日本庭園の苔が一番美しい季節だ。
ただ残念なことに木々の新芽は小さく芽吹きの準備中。
この時期を現地写生してみた。
女性が石段を登っている後ろを追っかけてきた子猫を
母猫が高いところから見守っている。
待ちに待った暖かい春はもうすぐだ。
こんな場面にしてみた。
日ごろは写真で構図を決めていたが、久しぶりに現地写生をすると、
超広角レンズで捉えたような構図になった。
なにしろ右手前の庭石は私の足元だ。
カメラを持ち出して、この構図で撮ろうとしたが、
どうにも24mmレンズでは撮ることができなかった。
超広角レンズが必要なのだろうけど、そうすると歪が出てしまう。
24mmで3枚分割の撮影をしてみたけれど、この目で見た感じにならない。
現地で写生してみて初めてわかった。
現地写生は大切なことだなあ、と。